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2026.06.26法人向け

スマートフォンを開けば、ニュースのチェックも、買い物も、友人との連絡も。
日々のさまざまな行動が、SNSの中で完結する時代になりました。
仕事探しや採用の場面でも、SNSの存在感は少しずつ高まっています。
気になる企業の名前をSNSで検索したり、タイムラインで偶然見かけた投稿から興味を持ったりした経験のある方も、少なくないのではないでしょうか。
では、SNSを日常的に利用する人たちは、企業の発信や求人情報をどのように受け止めているのでしょうか。
そこで今回は株式会社NEXERと共同で、事前調査で「普段SNSを利用している」と回答した全国の男女300名を対象に「SNSと採用・仕事探し」についてのアンケートをおこないました。
「SNSと採用・仕事探しに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年6月18日 ~ 6月22日
調査対象者:事前調査で「普段SNSを利用している」と回答した全国の男女
有効回答:300サンプル
質問内容:
質問1:普段利用しているSNSは何ですか?(複数回答可)
質問2:SNSで企業の公式アカウントや求人情報を見たことはありますか?
質問3:SNSで企業や求人情報を見た際、どのような印象を持ちましたか?(複数回答可)
質問4:企業がSNSで発信すべきだと思うコンテンツは何ですか?(複数回答可)
質問5:求人情報を見る際、企業のSNSアカウントがあると安心感につながりますか?
質問6:その理由を教えてください。
質問7:今後、SNSを通じた採用・仕事探しは増えると思いますか?
質問8:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
まずは、普段どのSNSを利用しているのかを聞いてみました。

最も多かったのは「YouTube」で79.3%でした。
次いで「X(旧Twitter)」が63.7%、「Instagram」が52.0%、「TikTok」が31.3%、「Facebook」が30.7%と続きます。
動画を中心としたYouTubeが頭ひとつ抜けて多い一方で、テキストが主体のXや、写真・動画を楽しめるInstagramも、それぞれ半数以上の人に利用されています。
注目したいのは、複数のSNSが上位に並んでいる点です。
ひとつのサービスに偏るのではなく、「情報収集はこのアプリ」「気軽な交流はこのアプリ」といったように、目的に応じて使い分けている様子がうかがえます。
企業が情報を届ける際にも、利用者がどの場面でどのSNSを開いているのかを意識することが、ひとつのヒントになりそうです。
続いて、SNSで企業の公式アカウントや求人情報を見たことがあるかを聞いてみました。

その結果、「ない」と回答した方が63.3%、「ある」と回答した方が36.7%でした。
回答者全員がSNSを日常的に利用しているにもかかわらず、企業のアカウントや求人情報に実際に触れた経験があるのは、3人に1人ほどにとどまっています。SNSを開いてはいても、その視線が企業の発信にまで向くとは限らない、ということが見えてきます。
裏を返せば、企業の発信が求職者の目に届く余地は、まだ大きく残されているともいえます。
では、実際に見たことがある人は、どんな印象を持ったのでしょうか。
質問3では、企業の公式アカウントや求人情報を見たことが「ある」と答えた方に、SNSで企業や求人情報を見た際、どのような印象を持ったか聞いてみました。

最も多かったのは、「企業の雰囲気が分かりやすい」で39.1%でした。
次いで、「親しみを感じる」が24.5%、「信頼感が高まる」が20.9%と続きます。
求人票や募集要項といった文字情報だけでは、なかなか伝わりにくいのが「職場の空気感」や「そこで働く人の表情」です。SNSでの発信は、そうした言葉になりにくい部分を補い、企業の雰囲気を肌で感じ取る手がかりになっているようです。
では、企業はSNSでどんな内容を発信すべきだと思われているのでしょうか。
続いて、企業の公式アカウントや求人情報を見たことが「ある」と答えた方に、企業がSNSで発信すべきだと思うコンテンツを聞いてみました。

最も多かったのは「商品・サービス紹介」で66.4%でした。
次いで「仕事風景」が38.2%、「1日の仕事の流れ」が33.6%、「福利厚生・制度紹介」が30.0%、「オフィス紹介」が23.6%と続きます。
商品・サービスの紹介への関心が最も高い一方で、上位には「仕事風景」や「1日の仕事の流れ」といった、実際の働く現場が伝わるコンテンツも並びました。
商品やサービスの魅力に加えて、その裏側にある日々の働き方を見せていくことが、求職者の関心に応える発信につながりそうです。
続いて、企業の公式アカウントや求人情報を見たことが「ある」と答えた方に、求人情報を見る際、企業のSNSアカウントがあると安心感につながるかを聞いてみました。

その結果、「非常につながる」は16.4%、「ややつながる」は53.6%でした。あわせて70.0%が、企業のSNSアカウントは求人を見る際の安心感につながると回答しています。
一方で、「あまりつながらない」は20.0%、「まったくつながらない」は10.0%でした。
7割もの人が安心感を覚えると答えた背景には、どのような思いがあるのでしょうか。
質問6では、安心感につながる理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
●信頼度が高まるから。(20代・女性)
●働く人のリアルが知れるから(20代・女性)
●身近に感じられると思うので(20代・男性)
●公式にアカウントがあるなら信憑性が高いなと(30代・女性)
●普段わからないことが知れるから。(30代・女性)
●SNSアカウントがあることで情報公開に積極的な印象を受けるので(40代・男性)
「実際に働いている人の様子を知れる」「普段はわからないことを知れる」といった声からは、求人情報だけでは得にくい“生の情報”をSNSに求めていることがうかがえます。
また、「公式アカウントがあること」そのものや、継続的に情報を発信している姿勢が、企業の信頼性や透明性を感じるきっかけにもなっているようです。
求職者にとってSNSは、企業をより身近に感じ、応募前の不安をやわらげるための情報源のひとつになっているといえそうです。
最後に、今後SNSを通じた採用・仕事探しは増えると思うかを聞いてみました。

その結果、「やや増えると思う」が43.3%、「大きく増えると思う」が9.7%で、合わせて53.0%の人が「増える」と回答しました。一方、「あまり変わらないと思う」は41.7%、「減ると思う」は5.3%でした。
半数を超える人が、これからはSNSと採用・仕事探しの結びつきがいっそう強まっていくと考えているようです。
質問8では、増えると思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
●求人はSNSで探す人が増えてきたと思うから(20代・女性)
●魅力的な情報が数多く載っているので(20代・男性)
●SNSの利用が当たり前になり、求人情報も身近に感じられるようになってきたと思うから(30代・女性)
●デジタル化が進んでいるから(30代・女性)
●企業も受け身のままではいけないと思うから(40代・女性)
「SNSの利用が当たり前になっている」「求人情報を身近に感じられる」といった声からは、仕事探しの入口そのものが変化しつつあることがうかがえます。
さらに「企業も受け身のままではいけない」という意見からは、求職者を待つだけでなく、企業側から自ら情報を届けていく姿勢が求められていると感じている人がいることも見えてきます。
SNSは、求人情報を探す手段のひとつにとどまらず、企業と求職者がより気軽に接点を持つための“場”として、今後さらに活用が広がっていくのかもしれません。
今回の調査では、普段SNSを利用している人の53.0%が、今後「SNSを通じた採用・仕事探しは増える」と考えていることがわかりました。また、企業の公式アカウントや求人情報を見たことがある人のうち、70.0%が、求人情報を見る際に企業のSNSアカウントがあることは安心感につながると回答しています。
企業のSNSに求められているのは、商品・サービスの紹介だけではありません。
仕事風景や1日の仕事の流れなど、求人票だけでは伝わりにくい「働く現場のリアル」を知りたいと考える人が多いことも、今回の結果から見えてきました。
だからこそ、SNSで自社の商品やサービスに加え、社員の働く様子や職場の雰囲気を丁寧に発信していくことは、求職者との距離を縮めるきっかけになります。
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