他社との差別化を図り、自社に合った人材を採用できるようにする「採用ブランディング」。こちらの記事では、採用ブランディングとは何なのか、また、メリットデメリットや採用ブランディングに取り組む手順を紹介していきました。

今回は、実際に採用コミュニケーション設計の考え方を基に、採用ブランディングにおすすめのツールをご紹介します！

採用コミュニケーション設計の考え方

まず、採用コミュニケーション設計とは、採用活動において求職者が自社を知り、応募するところから入社に至るまでの一連の流れの中で、求職者との接点を整理しそこで何を伝えるか設計することです。

具体的には、

①どのタイミングで ②誰が ③何を ④どう伝えるか

ということを、

どのようにして自社を知って何を知って

↓

どのような情報を基に応募して

↓

選考でどういうことを理解して

↓

どのように内定承諾するのか

という流れに沿って設計していきます。

今回の記事では、この考え方に沿っておすすめの採用ブランディングツールをご紹介していきます。

おすすめの採用ブランディングツール

①採用サイト

自社の採用情報について掲載された採用サイトは最もおすすめの採用ブランディングツールです。採用活動もインターネットを活用することが当たり前になっており、求職者の7割以上が求人媒体で求人を見て興味を持った企業の採用サイトを見るというデータもあります。

自社の採用の新しい情報を簡単に更新することができる点、Web上でいつどこにいても情報が見られる点と大きなメリットになるため、採用ブランディングに取りかかる際には早めに取り掛かるとよいでしょう。

採用サイトのメリット

・最も求職者の目につきやすい

・いつどこででも採用情報にアクセスできる

・最新の採用情報を発信できる

②企業説明動画、説明会動画

コロナ禍で大人数の説明会の開催が難しくなり、Webでの選考が一般的になったため、動画での企業説明動画、説明会動画の重要性はさらに増しました。音声と映像で訴求できるため、理解しやすいうえに雰囲気まで伝えることが可能です。社長の想いなども映像にすることでわかりやすく伝えることもできます。

さらに、採用ホームページに組み込んだり、オンライン/オフラインでの企業説明会で補足的に使ったりなど、活用場面も幅広いです。どこで何を伝えるかを決めて、最適な長さのものを作ることがポイントです。

企業説明動画、説明会動画のメリット

・企業情報や社風をわかりやすく伝えられる

・オンライン、オフライン問わず活用できる

③社員紹介動画

社員紹介動画も、企業説明動画と同じくコロナ禍でさらに需要が高まりました。社員と応募者が直接コミュニケーションをとることが難しくなった中、社員の声を届けられる社員紹介動画は自社の社風を届ける上でとても重要です。

インタビュー形式、一日の業務の流れ、座談会など、採用ターゲットに何を伝えたいかを踏まえて企画を立て、出演する社員を選定することで、より魅力的な動画になるでしょう。

社員紹介動画のメリット

・社風や仕事内容をわかりやすく伝えられる

・オンライン、オフライン問わず活用できる

④採用情報パンフレット

採用情報を伝えられるパンフレットも採用ブランディングツールとしておすすめです。レイアウトも自由に決められるため、自社のメッセージを伝えやすいです。また、手元に残るため、紙質やデザインなどにこだわることで強いインパクトを残すことができます。さらに、コロナ禍で対面での説明会が難しい場合でも、Webカタログ化することにより、Web上で見られるようにすることもできます。スマホで簡単にページをめくる感覚で見られるパンフレットも人気になってきています。

採用情報パンフレットのメリット

・自由なレイアウトでメッセージを伝えられる

・手元に残るため、インパクトが強い

⑤就活に使えるノベルティ

トートバッグやクリアファイル、ポケットフォルダなど、就活でそのまま使えるグッズに自社のロゴや採用メッセージ等を印刷して配布することで、長期的に自社のことを思い出してくれるきっかけを作ることができます。便利に使えるグッズをもらえることで、それだけ就活生思いの企業であるという認識も得られるかもしれません。学生の使用シーンや自社の伝えたいメッセージを明確にすることで、より効果を発揮するでしょう。

就活に使えるノベルティのメリット

・長期的に自社のことを思い出すきっかけを与えられる

・良いイメージを持ってもらえる可能性がある

さいごに

いかがでしたでしょうか？

改めて、採用ブランディングツールで一番大事なことは、目的を持って、何を誰がどう伝えるかというコミュニケーション設計をすることです。

弊社ではコミュニケーション設計を基にして、自社内でパンフレットやノベルティグッズのデザインも含めたご提案が可能です。

他社と差別化をしたい、現在のツールをリニューアルしたいという際には、ぜひこちらの採用促進ツールのサービスページをご覧ください！