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2022.02.25法人向け
採用を行う中で、最も重要なのが “面接” です。そんな面接の中でも、どのような質問をすれば自社に合った社員を採用できるのか、お悩みではありませんか?
ここでは特に中途採用にフォーカスして、面接設計をきちんと行うメリットや中途採用面接での実際の質問例、またポイントをご紹介させていただきます。
中途採用で面接での質問事項をあらかじめ設計することで、主に下記4つのメリットがあります。
1⃣ スムーズに質問できるため、採用面接の質を高められる
質問内容が定まっていれば、面接官が質問内容を考えてあたふたすることもありませんし、一定の質問を求職者全員に投げかけられることによって比較もしやすくなり、当然採用面接の質も向上します。
2⃣ 面接官による採用基準のブレやフィードバックなどの対応を統一できる
各求職者に決まった同じ質問をし、それに対する返答などもある程度マニュアルにしておくことにより、面接官によるブレを最小限にできます。
3⃣ 求職者を同じ基準で選考できる
一定の質問に対し、誰がどういった回答をしたのかを記録に残しておく、という事を徹底することにより、求職者の数が多くなったり別の面接官が対応した場合でも、あとから別の担当者が比較検討することが可能です。
4⃣ 合否の判断に根拠が設けられる
質問内容を統一することで、合否を決める際の基準や、合否の根拠も明確にできます。このようにしっかりと面接を設計しておくことで、ミスマッチをできる限り生まない採用を行うことができます。
中途採用の面接で行う質問を決める際は『求職者の何を知りたいか』を目的として内容を決める必要があり、例えば下記2点のような点をポイントとして質問集を作るのも良いでしょう。
1⃣ 自社が求めている経験や条件と合っているかの確認
職務経歴書の内容だけでは、前職で実際にどのような業務をしていたか、完全に把握することが難しいこともあります。そこで、実際に自社に入社をして経験が生かせるかなどの確認を行う事は大切です。また、配属先の先輩社員が同席できるようであれば、直接現場の話をしてもらうのも良いでしょう。
2⃣ 実績における根拠の確認
中途採用では実績のある方を採用するケースも多いでしょう。そのため、適当なことを言ってすり抜ける求職者をブロックするためにも、求職者が話している実績や行動に何か根拠はあるのか、面接の中で本人に聞いてみるのも良いでしょう。また結果に至った経緯まで詳しく話を聞いておくことで、自社でともに働いた際に力を発揮するのかそうでないか、イメージしやすくなります。
では実際に、中途採用ではどのような質問を行うのが良いのでしょうか。いくつかの項目に分けてご紹介させていただきます。
◆志望理由、キャリア形成
・弊社のどういったところに興味をもちましたか?
・かなえたい目標や夢はありますか?
・弊社を志望した理由を教えてください
・今後経験したいことや、仕事を通じて身に着けたいスキルはありますか?
◆ストレス耐性、退職理由
・転職の理由やきっかけを教えてください
・前職で不満はありましたか?
・前職で大変なことはありましたか?またそれを乗り越えた経験があれば教えてください。
◆性格、価値観
・自分自身はどのような人物だと思いますか?
・周りの上司や同僚、友人からどのような人と言われますか?
・長所・短所は何ですか?
・あなたの仕事において一番の成功、また失敗は何ですか?
◆コミュニケーション能力、チームワーク
・個人とチーム、どちらで業務を進めるほうが得意ですか?
・前職での人間関係はどうでしたか?
・仕事で納得がいかないことがあった際はどのように対処しますか?
◆マネージメントスキル
・自身が主導となって業務に携わったエピソードはありますか?
・部下や後輩をどのようにマネジメントしていましたか?
・チームを作るうえで大切にしていることはありますか?
◆業務経験・実績
・前職でどのような業務を行っていたか教えてください。
・前職での実績と、そこに至るまでの経緯を教えてください。
・経験を弊社でどのように生かせますか?
ここまで中途採用で面接設計をするメリットや、中途採用の面接で聞くポイント、実際の質問例についてご紹介させていただきました。ここまでお話した通り、面接内容や評価基準をシートにまとめることで、中途採用の質をさらに上げることができます。
より自社にマッチした人材の採用をかなえるためにも、面接の設計をするのはいかがでしょうか。
弊社では年間1000社以上の採用を代行、コンサルティングしております。面接代行の実績をもとに、どのような面接をするのがよいか、また1次面接の代行までご提案することが可能です。
どのように面接質問を設計すればよいか、1次面接の代行まで依頼したいという企業様はぜひ下記リンクよりお気軽にお問合せください。