ブログ

P&A TIPS

グループ面接ってどうやるの?に答えます!

グループ面接は1対1の面接と違い、

複数の方と面接をするため、即時の判断が問われますが、

「どのように進行すればいいの?」「何を準備すれば良い?」

と、お悩みの方は多いのではないでしょうか?

そこで!ここでは経営者の方・人事担当者の方向けに、

グループ面接の方法をご紹介いたします!

 

****************

●グループ面接を導入するメリット

まずはグループ面接を導入するメリットについてからお話させていただきます。

グループ面接を導入する最大のメリットはやはり、一度に多くの候補者と会う事ができ、採用の効率化が図れることです。これは応募が殺到している求人ではより顕著に効果が表れます。

 

ただし、なかなか多くの集客ができていない場合でも、複数人をまとめて面接することで、「自分以外にもこの会社を志望している人がいる」という事を演出でき、求職者に安心感を与えられるという点を踏まえると、グループ面接は採用活動の初期に取り入れる手法として、非常に多くの企業に適していると考えられます。

 

●グループ面接のデメリット

ではグループ面接で考えられるデメリットは何でしょうか。

まず挙げられるのが、1人当たりにかけられる時間の短さです。例えば1時間のグループ面接で4名の求職者とお会いするとなると、1人15分程度しか持ち時間がありません。誰か1人が優秀だからと言って、同じ求職者とばかり話をしてしまうと、不信感が生まれたり、会社のイメージダウンにもつながりますので、全員と同じだけ話をするという事を心がけましょう。

 

そして、もう1つデメリットとして考えられるのが、短い時間の中で合格者を決めなければならないという点です。グループ面接で求職者が話せるエピソードは時間配分上どうしても限られていますが、こちらも判断に悩んでいる暇はありません。そのため即座に判断できる、“基準”を事前に設定しておく事が、グループ面接をスムーズに進行していく為に非常に重要です。

●グループ面接をはじめるまえに

グループ面接を行うにはまず、上記でお話したデメリットをできるだけ解消するための準備が必要です。具体的にどのような準備が必要かと言いますと、まずは「評価項目」を明確にすることです。“見た目の第一印象”や、“面接の集合時間を守れていたか”など、一瞬で見極められる項目を事前にいくつか用意しておくと、後ほど別の求職者と比較がしやすく、面接官によって評価項目がバラバラになってしまうという事態を避けることができます。

 

そしてもう1つ準備として欠かせないのは、評価の基準を設けておくことです。面接時の質問内容は、おそらく多くの方が当たり前に準備するかと思いますが、ではその聞いた内容をどのように判断すればよいのでしょうか?

 

たとえば、“本を月に5冊読むと決めて何年も続けている”というエピソードを聞いて「努力家だ」と思う面接官もいれば「真面目過ぎるのでは」と考える面接官もいるはずなのです。そこでもしも『実行力がある学生を採用したい』という基準があったとすれば、真面目過ぎると感じた面接官も実行力の部分は正当に評価することになるため、会社として求める人物像を逃がしてしまうという事態を防ぐことができます。また、面接官自身も判断基準が明確化されていると即時での判断を行うことが容易になるため、グループ面接をよりスムーズに進めることができます。

 

●グループ面接実施の流れ

最後にグループ面接を実施する際の流れについて順を追ってご説明させていただきます。

 

①求職者が入室したら自己紹介をしてもらいます。

自己紹介では、時間制限や氏名を述べることなど、ある程度の条件を提示してあげると時間が延びることも少ないでしょう。さらに自己紹介をした順に履歴書を並び替えると、スムーズに面接を行う事ができます。もしくは、あらかじめ入室する順番を決めておき、その順通りに履歴書を事前準備しておけばより安心です。この時に身だしなみや第一印象など、基本的な部分を評価すると良いでしょう。

 

②志望動機や自身の強みについて時間制限を設けて質問します。

志望動機で自社への志望度が図れたり、強みについて聞いておくことで、求職者の個性を活かしていけるかどうかを判断することができます。

 

③あらかじめ用意していた質問を順に投げかけます。

自由に答えられる数少ない場だからこそ、とても長い時間話してしまう求職者も少なくはありません。しかし、他の求職者の機会を奪ってしまう事にも繋がりかねないので、面接官は時間配分を考えながら進めていくことが肝心です。

 

④質疑応答の時間を設けます。

求職者によっては、多く質問した方が有利だと考えている場合もありますが、あくまでグループ面接。求職者の絞り込みが目的なので、「質問は1人2つまで」などあらかじめ決まりを設けておいた方が良いでしょう。

 

以上、ご説明した4段階がグループ面接の主な流れとなります。

ただし普段の選考はもちろん、グループ面接に決まった形はありません。企業オリジナルの選考があると学生に強く印象付けることができます。そういった意味でも、新たなグループ面接を生み出してみるのも面白いかもしれません。

●さいごに

いかがでしたでしょうか?ご紹介させていただいた通り、グループ面接は時間配分と要点だけ抑えれば、とても良い採用手法となっていますので、お悩みの方は是非チャレンジしてみてくださいね。また、P&Aではグループ面接の際に使用できる「面接シート」のフォーマットを無料展開しております。

 

ダウンロードはこちら▶「入社後のミスマッチを防ぐ!グループ面接シート」

 

MUST・WANT・NEGATIVEという項目に分けて記載できる部分もありますので、これを機にシートに沿って自社のMUST(絶対に必要な素質)、WANT(あれば尚良い素質)、NEGATIVE(当てはまるとマイナスポイントな素質)の3点について整理し、グループ面接の実施に挑んでみてはいかがでしょうか?

 

****************

 

グループ面接以外にも何か採用でお悩みのある方は是非、

下記よりお気軽にお問い合わせください!!

★P&Aに相談する★

 

Source of place and ability

ご相談のみもお受け致します。
ぜひ一度、気軽にお問い合わせください。

ご相談はこちら