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オンライン内定式のメリット・デメリットと満足度を高める3つのポイントをご紹介!

はじめに

新卒採用スケジュールでは10月には内定出しも解禁となり、これから内定者フォローの時期になります。

ここから来年の4月に入社するまで、半年の期間をどうフォローしていくかということは、承諾後の辞退を防いだり、入社までのモチベーションを上げたりと非常に重要なものです。

その中でも最もポピュラーなものが内定式。

新型コロナの影響により、オフラインではイベントがしづらくなった中で、昨年度は約半数の企業が内定式をオンライン化しました。

 

出展:ゼネラルリサーチ株式会社「オンライン内定式のメリットと課題」に関する意識調査

 

今年もまだコロナ禍が収まらないため、オンラインを活用した内定式が望まれることでしょう。

 

そんなオンラインでの内定式を企画するうえでの、オンラインならではのメリット・デメリットと、満足度を上げるために抑えるべきポイント3つをご紹介します!

オンライン内定式ならではのメリット

このコロナ禍の状況で、感染対策を講じなければならないことはもはや当たりまえですが、オンラインで開催するからこそのメリットもあります。

 

・社員に対する配慮をしている企業であると認識してもらえる

 

コロナ禍の中で多くの人が集まってしまうと、感染の危険性が高まってしまいます。

社員の安全や健康に配慮するのであれば、極力密になる空間は避けるべきです。

当然、内定式をオンラインで開催していれば感染の心配はほとんどありませんので、内定者からは社員に配慮している企業であると認識してもらえるでしょう。

 

逆に、無理に対面での開催を強行してしまえば、内定者から不審視されてしまうこともあります。普段の会社の様子を見ていない内定者は、内定式のような接点でしか会社のことを知ることができないため、尚更不安をあおってしまう形になってしまいます。

 

・会場費がかからない

 

通常内定式を行う際には、社員、内定者が入る会場を借りる必要がありますが、オンラインでは会場を借りる必要がありません。社員、内定者ともにどこからでも参加することができるため、参加もしやすくなります。

 

・参加者の宿泊費や交通費がかからない

遠方から来る内定者の宿泊費や交通費はもちろん、社員の交通費や移動時間などもかかりません。移動手段の手配や予約なども考えると、多くの時間を削減することが可能です。

オンライン内定式ならではのデメリット

・参加者同士の交流が生まれづらい

内定式は、内定者同士や内定者と社員の顔合わせの場でもあります。初めて自分の同期や先輩社員と会う機会になる内定式も、オンラインだと気軽に会話することができません。

企画段階で交流の時間を設けることで、コミュニケーションを発生させるなどの工夫が必要です。

 

・会社の雰囲気が伝わりづらい

 

企業の文化や社員の人となりなど、実際に会うことができればその態度や行動から読み取ることもできるでしょう。

しかし、オンラインでは画面上でしか姿が見えないうえ、社員同士のコミュニケーションを見ることもないため、企業の雰囲気を理解することが難しいです。入社時にギャップが生まれないようにしっかりと情報を伝えられるようにすることが大切です。

 

・機器や通信環境を整えなければならない

オンラインでの内定式には、PCやスマートフォンなどの機器やインターネット環境が必須になります。社員の環境はもちろん内定者の環境にも気を配る必要があるでしょう。

オンライン内定式で気を付けるポイント3選

上記のメリット、デメリットを踏まえて、オンライン開催の内定式で気を付けるべきポイントをご紹介します!

 

・目的、ゴール設定を怠らない

 

オンライン、対面に限らず、そもそもなぜ内定式をするのか、という根本を踏まえた企画が必要です。内定式をすることにより、内定者にどうなってほしいのか、そのためには何をしなければならないのかという観点を忘れずに企画していきましょう。

 

・機器や通信環境の確認

 

社員や配信用の環境はもちろん、内定者がどのように参加するかを事前に確認する必要があります。もし参加の際にインターネット環境が整っていなければ、こちらか何かしらサポートする必要性も出てくるでしょう。

 

・社員同士、内定者同士の交流の場を設ける

 

全参加者が一同に介するだけのプログラムだけではなく、内定者同士や内定者と社員のコミュニケーションが生まれるような交流の場を設けましょう。

交流により、会社への理解が深まり、入社までの会社への期待感を高めることができるでしょう。

さいごに

オンラインにすることにより、対面の時と比べて内定式の意味や効果が薄れてしまう、という懸念もあるかもしれません。

しかし、工夫することにより良い式にすることは十分に可能です。

オンラインならではの落とし穴を認識し、内定者が会社への期待を高められるような企画をしましょう。

 

弊社では新卒採用を、採用活動の企画や採用業務だけでなく、内定後のフォローまでサポートしています。

内定式やその後の内定者研修、内定者フォローにお困りの方は、ぜひお気軽にお問合せください!

 

 

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